Humber Armoured Car Mk.IV (Tamiya 1/48) そして、立体資料の罠
ウェブで様々な車輛の画像を探せたり
大人の財力にモノを言わせて洋書を買ったりできるようになる前は
資料といえば模型雑誌の作例やそこに載っている小さな実車の写真、
そして1/35などのミニスケよりは大きめなキットたちでした。
そうした大きめなキットには「立体資料」という魔法の名前が与えられ
「コレは次作るアレの資料だから」という大義名分(ではない、笑)のもとに
気がつけば模型部屋の棚の結構なスペースを占めることになるのでした。
嗚呼、怖い(笑)。
困ったことにこの資料、間違ってることも結構ありますね。
信じて真似て作ると「ああ、実はアレはね」みたいなネタは枚挙にいとまがない。
もちろん、資料本や博物館などの保存車輛あたりもなかなか信用ならないもんだから
結局わたしも考証とかわりといい加減で、好きに作るようになったわけです。
じゃぁ立体資料を買う意味は?というと
わたしの場合は「ディテールをどう表現するか」の参考としてですね。
どうすればよりソレらしく見えるのか
デフォルメの仕方の参考に、といった感じです。
そんな立体資料も作らないと勿体ないなーと思うようになり
あれやこれやを組み散らかしています。
今日はタミヤの1/48、ハンバー装甲車の途中を晒します。
コレはAttackのハンバーの参考にと思って買ったような気がしなくもない。
そっちはソッチでまたの機会に。
砲塔なくても格好いいとか、どーなってるんでしょうね?
面の歪みやエッジの立ちすぎなところを直しつつ進めています。
面の修正でなくなっちゃったリベットは貼り直してますが
基本、とくに何てことない素組みです。
しかもインストどおりの手順で作ってます。
逆に新鮮(笑)。
とても組みやすい良キットですね。
ディテールの省略具合で見ても
このくらい手を加える余地のあるキットが好きです。
さて、連休中に組みあがるかな?